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2008-09-30 12:42 | カテゴリ:保育園のこと
「子供は本当は大人を心底信頼している」というのを実感したのはT保育園の子供達と出会ってからでした。
息子を迎えに行き、授乳した後、帰る準備をしていると子供達が話しかけてきました。

「ねぇねぇ。これ知ってる?」

そういって、自分の大切にしている本やカードやおもちゃを毎日見せてくれるようになりました。
子供があまり好きではなかった私は最初はどうしていいかわからず、大人に接するように受け答えしていたので、おもしろくないだろうし、目新しいから話しかけてくるだけでそのうちそうでもなくなるだろうと思っていたのに、子供達は毎日変わらず話しかけてきます。
まだ2歳の女の子が「ねぇねぇ。オビ君(息子)はどんなおうちに住んでるの?うちは大きいおうちなの。」とおしゃまに話しかけてきたり、4歳の男の子が「これ、今月のテレビくんだよ。読んで!」と持ってきたり。
しょうがないなぁと読んであげたりするうちに、毎日読んでほしい絵本をみんなが順番にもってくるようになりました。
初めは本をのぞきこんで、円になっていた子供達が、だんだん私のヒザを奪い合いするようになりました。
テレビの幼児番組で踊りを覚えて、息子の前で踊ってみせてくれたり、子供達と触れ合う時間はどんどん長くなっていきました。
「オビママも一緒にやってみて!」といわれても、最初はなんだかはずかしくて「やだよー。」と遠慮してましたが、真剣に踊っている子供達にひっぱりだされているうちにはずかしいどころか、躊躇してトロトロやっているのが真剣な子供達対して恥ずかしくなり、私もいつのまにか真剣に踊りを覚えたり。

会社で遠慮しながら歌もうたえず子育てしていた私は、息子に対しての接し方もおぼつかなかったのですが、子供達のおかげで、どんどん一緒に遊ぶ方法を覚えていきました。


私が真剣に対応すると、子供達も真剣にあたってくるようになる。手を抜くとすぐにばれます。
もともと工作なんかが得意だったので、いつも新しい遊びをみつけたり、子供の頃に遊んだことを思い出しては、時に小道具を家で製作して園に持ち込んで遊んでました。
小道具といってもチラシなんかで作ったままごと道具なんかですけど。
そのうち子供達も私がお迎えにいく時間までに色々計画してまってたりしてくれました。


アレルギーの症状が出ているときの本人の状態も、大きな子達から学びました。
湿疹がでてかゆかったり、カサカサがひっかかっていたかったり。
息子はまだ1歳ちょっとだったので、泣いて教えてくれるしかなくってどうしたらいいかわからなくなることもありましたが、大きな子達が「こういう風にかゆいときはこうやって冷やす」とか教えてくれて、本当に助かりました。負荷段階での心情も話してくれて勉強になりました。
アレルギーのない子の割合の方が多いのですが、アレルギーがあってもなくても大きな子はまだ小さいアレルギーある子のサポートしたり、給食の配膳の時にちゃんとそれぞれの除去食間違えてないかチェックしたり、先生に言われてないのに、自然と行動しています。
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2008-09-26 12:54 | カテゴリ:日々
息子が4歳半をすぎた今になってブログに息子の記録を過去からつづろうとしたのは、様々な理由があります。
息子との楽しい毎日はたくさんのブログに教えてもらいながら日々生活できたおかげで、その感謝を記事にしたいのもあった。
とてもお世話になっているブログの著作権問題を見て、とても怒りを覚えたこと。
T保育園が本格的な危機的状況にあり、それをなんとかしたくて、そしてアレルギーへの対応を色んな人に考えてほしくて。
子供達に教えてもらったたくさんのことを記録しておきたいのもあります。
他にもたくさん理由があって、それはひとつひとつ段々とかきつづっていきたいと思う。


息子、今年にはいってアレルゲンが増えてます。
乳卵完全除去で、青魚やらマンゴーやらダメなものあったけど、だいじょうぶだった大豆がダメになってきたっぽいです。あと柑橘で反応。
耳切れも一年つづき、さすがに今まで食にばかり目がいってたのが、根本的にもう一度アレルギーについてをおさらいしなくちゃと思った。
そして、色々なブログにお邪魔して、読み漁っている最中です。


でもね新聞社や市役所に「もっともっとアレルギーを理解してほしい。」と訴えているのにね、実際は足元から全然アレルギーの理解してもらえてなかったり。


遅いのかもしれないけれど、深く悩む時期なようです。
でもね、そういうときにかぎって傷つく言葉たくさんもらったりもするんですよね。
2008-09-19 12:15 | カテゴリ:アレルギーのこととか。
ものすごく遠回りをしたけれど、結局母乳相談室の先生にも、主治医のT先生にも、叔母にも、市役所の方にも・・・たくさんの人におすすめされたT保育園にいくことになりました。
遠回りしたことは、かえってよかったと思います。
市のアレルギー対応状況もわかったし、他の保育園の様子もわかった。
だからこそT保育園の保育料は確かに高いけれど納得のいくものでした。
そして後々の活動で、その経験は非常に役立っています。


保育料はT保育園の先生なりに検討してくれていて、年少で保育料が高い間は通常の保育時間よりも短縮設定することで割り引くという提案をしてくれました。
カリキュラムの関係上、3時のおやつを食べて、帰りの挨拶がおわる頃までに設定してもらいました。
これはありがたかったです。仕事を持ち帰ることにはなったけれど、それを理由に会社を早くあがることができて、授乳ができたので。

入園の打ち合わせでは、T保育園の総会資料等をもらい、息子のアレルギーについて細かく話し合いました。
調理器具も新しいのを息子の給食調理用に購入してくれるとのことで、追加料金あるのかとビクビクしてましたが、T保育園は共同保育の考えから、「アレルギーがあってもなくても、一人の子のために出費があるとしても、みんなで負担する。」という方針だったので、給食もアレルギーだから追加料金ということもなく、本当に助かりました。

それと、辻安全食品の共同購入もうれしかった。
月1度みんなから注文をとって共同購入するのですが、送料は人数で分割なので、送料負担をあまり気にすることなく注文できました。
除去食品も確認をし、食べたことがある食品を書き出し、それ以外の物に関してどうするかも取り決めました。
私自信、何をどう打ち合わせしたらよいのかわからなかったから、リードしてもらえてよかったです。
T先生にも入園を報告すると、病院以外でも保育園でも会うことになるねと息子の頭をなぜて喜んでくれました。



入園の初日、保育園の戸をあけて中にはいると、数人の子供達が出迎えてくれました。
ピアノの前に座り、私を見つめていた女の子。
押入れの中から顔を出してのぞいている男の子。
とってもかわいらしい洋服を着て、遠くからクリクリの目で見つめる女の子。
細い体で走りよってきた女の子。
他にも・・・。

比較的大きなピアノの前の女の子と、押入れの中にいる男の子を見て、私は「これからよろしくね!」と声をかけました。
ちょっとはにかむように、女の子は頭を下げて、押入れの中の男の子は「うん」と返事をしてくれました。


今でもこの日のことはよく覚えています。

「帰りの挨拶がおわるまで保育」のはずでしたが、私はこの子達とお友達になり、息子に授乳した後、毎日一緒に遊ぶようになりました。
先生達は掃除もあって邪魔だったろうな・・・。
最初は何かの本で読んだ「保育園に子供を預けっぱなしにするのではなく、様子をみるためにも、子供が安心できるようにするためにも、少し時間を作って、子供と一緒に保育園で遊ぶようにしましょう。」という一文が頭にあり、息子が園になれるまで迎えにいった時は授乳しながら少し遊ぼうと思っていたのに、いつのまにか小さなお友達は私の大切な友達になり、みんなで遊ぶのがたのしくて、帰るはずの時間を超えて遊ぶようになりました。

この小さなお友達は本当にたくさんのことを教えてくれています。
今現在は息子も通常保育時間になり、私も仕事を抜けることができず、なかなか遊ぶことができなくなりましたが、それでもお迎えにいったときに残っている子がいれば、遊んでいます。
卒園した子達とは、バザーや遠足のときに再会し、変わらず遊んだり、少し大人になった彼らと少し大人な会話を楽しみます。


今も息子はT保育園に通園しています。
2008-09-18 12:25 | カテゴリ:アレルギーのこととか。
T保育園に入園させたいものの、園児数と保育料がひっかかっていた私は考えました。
ただ、園児数は少なくても、保育士さん一人あたりの担当する園児が少ないので、本当に個々に目が届くのは良いことだなぁと思いました。
たくさんの人数がいる運動会は無理になってしまっても、いずれ小学校に入学すれば経験できること。それが少し遅くなるだけ。
そう考えると園児数のことはクリアできましたが、保育料が大問題です。
先生に正直に保育料が高くてそこがどうしても入園に踏み切れないところだと伝えると、

「保育料は運営委員会で父母全員と意見をだしあって決めているので、私個人の意見で値下げをすることはできないのです。単純な値下げは無理ですが、色々な方法で検討することはできると思います。」といってくれました。

そして、もうひとつ気になっていた母乳のことを聞くと、「冷凍でもってきていただいてもいいですし、でも1歳すぎているから、定期的に母乳は必要ないと思うので、お母さんがもし早くこれるなら、都合のつくときに来て授乳していただいてもいいですよ。いつでも出入りしていただいて全然かまいません。病院にいって遅れてくる子もいるんですけど、天気がいいと突然お散歩いくので、園にきてからお散歩場所を教えてつれてってもらうこともあるくらいです。」といわれました。


会社に戻る時間もあり、T保育園の入園あんないをもらい、検討することを伝えてお礼をいい、会社へ戻りました。
問い合わせていたもうひとつの無認可園からもメールが返ってきていました。
詳細な料金を問い合わせたところ、アレルギー食は別料金がかかり、しかも遠い場所にある園なので、送迎バスも検討したところ、T保育園の保育料よりも高額でした。
ホームページに力をいれていて、ウェブカメラで子供の様子をのぞけるらしいのは魅力でしたが、アレルギーに対してはT保育園ほど知識もないらしかったので、その無認可園は候補からはずしました。

認可の市立保育園は確かに保育料が安い。
でも息子が保育園に行っている間安心できるかといえば・・・微妙。
T保育園ならば主治医のT先生も毎月健診でいってるみたいだし、それに謎だった出入り禁止時間もない。もし息子がアレルギー反応が出ても、すぐにT先生に連絡してもらえる。
同じアレルギーのある子供をもったお母さん達から色々な情報をもらったり、相談できるかもしれない。
一人でなやまなくてもよくなるかも。

叔母にもそれは言われていました。一人で悩むよりも、同じような状況にあるお母さん達から色んな話がきければ、勉強になるかもしれないよと。


家計的にはかなり無理がある・・・でも息子の命にはかえられない。
そう思い、悩んだあげく、T保育園にしようということになりました。
2008-09-18 12:15 | カテゴリ:アレルギーのこととか。
保育園探しがふりだしに戻りしかも入園式が一斉に終わった後で、どうしたらいいものかと悩みました。
もちろん、見学した市立保育園でもよかった。
でも、やっぱり最後にもう一度だけ今回学習したことを元に本当に息子にとってどこがいいのか考えたかったのです。
X保育園を退園したその日の夜からネットや市役所で配布していたパンフレットを元に真剣に調べました。
認可保育園でもそれぞれによって特色があり障害児保育も行っていたり、はだし保育推奨など、今までは気づかなかったこともたくさんわかりました。
ただ、問い合わせの電話をかけると色々聞く前からアレルギーがあるというだけでつっけんどんにされることもありました。
無認可保育園では、2園がアレルギー対応となっていました。
検討しているとことは別のところですが、息子が6ヶ月くらいのときに、講習会に出るため無認可園に数回短時間だけ預けたところほこりまみれになって帰ってきたこともあり、無認可園に対しては特に注意して選らんでいました。
アレルギー対応の2園のうち、の1つはホームページもあってメールでの問い合わせも対応していたので、メールで問い合わせ、残りの1つであるT園は保育料等を一度聞いてあきらめていたのですが、T先生の言葉も気になって、見学だけでもいいからいってみようと思いました。
T園に電話をすると、すぐにでも見学可能ということで、翌日に会社のお昼時間を使って行ってみようと思いました。


翌日、たくさんの集めた資料を抱え、息子をつれてT園へむかいました。
想像してたよりも小さな園で、園のチャイムを押すと年配の先生が出てくれました。
ちょうど園児はお昼寝の時間だったようです。
2階に通されると、園長先生風の方がいました。
自己紹介すると、園長先生風の方は、実質責任者の方でしたが、T園は共同保育所なので、園長はいなく、父母会で運営しているとのことでした。
息子のアレルギーの話、T先生にすすめられたこと、X保育園でのこと、市立保育園見学のこと等を一気にはなしました。
T保育園の先生はずっと静かにきいてくれました。
そして、資料にも目を通してくれ、息子の血液検査の数値を見たとき、静かに言いました。

「お母さん、この子をお預かりできるならば、私たちはこの子専用の調理器具をそろえたいと思います。それぐらいしなければ安心できないぐらいこの子は反応が強い子でしょう。でもこんなに肌の症状が落ち着いてるなんて、元気に育っているし、お母さんがんばったね。」

そういってくれました。
いつのまにか涙が出ていました。そして、先生は

「私は自分がアレルギー体質です。息子も孫もアレルギーがあります。アレルギーの子が専門の園ではないのに、ただアレルギーの子達も同じように安心できる環境で保育したいと勉強しているうちに、自然とアレルギーの子達が入園することも多くなりました。
今はアレルギー対応食品がたくさんあります。園では辻安全食品から食品を仕入れています。他の食べ物も安全性の高いものを選らんでいます。マヨネーズなんかもあるんですよ?食べてみる?」

そういって先生はアレルギー対応のマヨネーズやお菓子を食べさせてくれました。
今までアレルギーレシピ本を買って、マヨネーズもつくっていたけれど、あまり味に納得がいくものが作れず、食べさせてもらったマヨネーズの味はおいしくて驚きました。
T保育園の給食献立を見せてもらうと、すべて手作りで、しかもアレルギーの子には個別に献立がたてられていました。
牛乳の日には、牛乳のかわりに豆乳もしくはお茶とにぼしなど、代替の栄養素も計算されていました。
個々で違う除去内容にも一人ずつ対応していました。

「うちでは、アレルギーがあってもなくともみんな同じです。ただアレルギーがあって食べられない物があるだけ。見た目は同じように作れない時があっても、かえってアレルギーがない子がアレルギーさんの給食をうらやましがるときもあります。それにね、誤食ふせぐために、みんなで誰が何のアレルギーなのか知ってるんです。たまーにね先生が間違えて配膳しそうになると、子供達がおこるんですよ。先生!ダメだよ!○○ちゃんは○○のアレルギーさんでしょ!って。」

そうして大きくなったアレルギーのある子供達は、自分にアレルギーがあって、食べれないものがあるというのを自然に理解していくのだという。
そして、小学校になるくらいには自分で原材料で判別がつくくらいになるのだそう。

「アレルギーのこと以外の園の特色を言うと、保育方針等は父母会を毎月開いて、会議をしてみんなで決めます。だからみんなで子供達を育てていくかんじです。
ただ、補助金を市からもらっているけれど、それでは足りないので、運営活動としてバザーやパーティーをしなければならなくて、その準備も全部父母と職員とボランティアで行なうんです。そういう意味では忙しいかもしれませんね。
それと、基本的に園児は自由です。きちんとカリキュラムは組んでいますが、保育内容によってはやりたくないって子もいる。そういうときは無理にやらせません。
やらないで他の遊びをしているうちに、突然やっぱりやるーって言う子もいます。
毎月一度、園児が自分でおやつを作る日もあります。もちろんアレルギーの子でもできる内容で。そして年に一度、園児が父母を招待して園児が料理をすべて作るお食事会をひらくんですよ。」


すぐにT保育園に入園決定したくなりました。
シャワー室もあり、外で遊んだり汗をかいても園でシャワーをいれてくれる。
しかも水道は浄化フィルターを通していて、塩素にも気を使ってくれていました。
この園ならば安心して息子をまかせることができます。
ただ・・・気になる点は認可保育園にくらべて園児数がかなり少ないことと、やはり保育料でした。
2008-09-17 12:58 | カテゴリ:アレルギーのこととか。
食物アレルギーがある場合の保育園選びは、程度によっても保育園側と話し合わなければならいない事項が違ってくると思います。
X保育園のことと、私が住んでいる市の保育園でのアレルギー対応を書きましたが、もしかして「神経質な今流行のモンスター・・・」と思われることもあるかもしれません。
元はといえば、X保育園のことについては、私の認識不足が招いた結果でした。


息子は食物アレルギーと診断されてすぐの頃、会社の忘年会で居酒屋の個室で宴会があり、どうしても顔を出さなくてはならず、行ったところ、宴会メニューの「柳川鍋」の湯気で蕁麻疹が出ました。
何も食べていなく、席についたばかりで、息子の近くには「柳川鍋」がありました。
小さな鍋から湯気が噴出しはじめたころ、息子の顔に少しずつ湿疹ができ、数分ののちに顔や腕が赤くはれあがっていました。おそらく卵とじになっているので、湯気に卵の成分がまじっていて、それが空気中に放出されて、息子は近くにいたからじゃないかと思います。
当時、何がおきたかわからなくてタオルで冷やしたのですが、治まる様子もなく、これは何も食べてないのにアレルギー反応だしどういうことだ・・・と考えているうち、社員のみんなもあわてて、すぐに救急病院に走りました。
救急病院では湯気に反応するなんて聞いたことがない、他に心あたりはないかといわれましたが、他に理由は考えられません。
もちろん、授乳している私が息子のアレルゲンである食物を口にしていると、息子に症状が出ますが、私も完全除去をしていました。

それに、農薬に対する反応もありました。
農薬栽培の野菜では蕁麻疹が出ますが、同じ種類の野菜で無農薬のものを食べさせてみると、まったく反応しないということも毎日の食事の中で発見しました。



アレルギーの度合いは色々ありますが、上記のことを考えると息子の場合はアレルゲンを口にしなくても接触するだけで危険かもしれない状態でした。
だからこそ、私はもっとちゃんと調べるべきだった。
保育園探しをしていたころ、コンタミなんて言葉もしらない程無知でした。
漠然と、「除去しなければ危険。でも栄養も考えなくちゃ。」程度でした。



子供のアレルギーが理由で働くのをあきらめたお母さんの話もきいたことがあります。
実際、私は保育園のことで悩んでいたとき、知人から

「アレルギーが大変だからって、そういう子供を育てるのが苦労だからって保育園に預けるなんて、私たちの世代はきちんと育てあげたのに、今の人たちは他人にほいほいまかせていいのかい?義親の会社手伝いならいくらでも融通きくんでしょ?幼稚園までそばに置いといたらいいじゃないの。」と言われたことがあります。

その人は悪気があって言ったわけではないと思っていますが、その言葉はショックでした。
アトピーの子供を苦にして無理心中してしまう事件もあったので、それを思ったのかもしれません。
決してアレルギーがある中での育児が大変だから預けることを考えたのではなく、息子にきちんと接することができなく、発達にも影響が出ることを懸念しての決断でした。
義親の会社手伝いだから融通が利くということもありませんし・・・。


もし、身近にアレルギーの子供を持つママがいて、仕事をしようか迷っている場合、このようなことは絶対に言わないでほしいと思います。
万が一、食べ物の制限があまりにすごくて、どうしようもなくなって保育園に頼ろうとしていたとしても、それは悪いことではないと私は思います。
自分が悩んだりしたら、他を頼ってもその子に最善な方法があればそれでいいと思うのです。

私の場合は、息子が保育園ですごす時間が長くなるのが切なく、それについて悩むほどでした。
そばにいて、息子の成長を見守りたい。でもそばに置いて、息子に不自由させることがあるならば、それはもう私のエゴでしかないように思いました。
そばにいるだけが愛情ではなく、息子にきちんとした環境を与えてあげることが大切なのだと思いました。
でも、実際にそうはっきり思えるようになったのは、この後息子の保育園が決定してからになります。
2008-09-17 12:55 | カテゴリ:アレルギーのこととか。
市立保育園見学の翌日の朝はもう仮病の電話ではありませんでした。
X保育園に電話をかけ、主任保育士さんにかわってもらいました。
そして、相談があるので、3時過ぎにお話をしたいと言いました。

3時頃まで仕事をし、すぐにX保育園に息子をつれて向かいました。


主任保育士さんはなんとなく察していた様子でした。
「前回の給食に関しての打ち合わせや、入園式の時にいただいた給食献立を見ても、やはりアレルギーのことで不安で、息子にはX保育園は合わないかもしれないと思いました。」と正直に言うと、

「わたくし、今まで保育士生活は長いですが、不安だと言われたのはお母さんが初めてです!」

と憤慨されました・・・。
その後、顔色がかわった彼女は、「不安といわれたのは初めてです!」の言葉を何度もいっていました。
私の知識不足や確認不足からX保育園に迷惑をかけてしまったことをあやまり、退園を願いました。
すると、園長先生が登場しました。
一生懸命考え直すように説得してくださったのですが、市にもアレルギー対応に関して問い合わせたことを言うと、園長先生も主任保育士さんも無言になりました。
そして、私が決して何も考えなしに退園を申し出てるわけでもないことは、入園までにつくったグッズを見てわかっているようでした。


アレルギーの不安がまだそんなにない頃、私の意識は自分が経験したことのない保育園生活の中で、息子はさみしくなったりしないのだろうかということばかりでした。
私の母は働いていなかったので、私は幼稚園だったし、午後帰宅してから母とすぐ触れ合えた。
でも息子は違う。
園に預けて慣れたら仕事の時間も延長ぎりぎりまで長くなることだろう。
計算すると、息子の起きている間は、母親といる時間より保育園ですごす時間の方が長くなる。
今まで仕事しながらとはいえ、常に傍らにいて、息子がおきたときは顔を見せてあげれたけれど、園に通ってお昼寝から目覚めたとき、ふいにさみしくならないだろうか。
もしもそうだったら、私が息子へしてあげれることはなんだろう。どうやったらさみしくないだろうか。
そう考えて、ずっとDTP(印刷物等)デザイナーをしていたこともあり、園に持ち込むグッズはすべて手作りで、布のプリントもオリジナルで製作したものにしていました。
たとえば、お昼寝グッズをいれる巾着には「息子君おやすみ!いい夢がみれますように!」とキャラにセリフを言わせ、その裏には起きたときに見る用のイラストにしたり、それぞれのグッズのプリントに文字やイラストで息子に私の気持ちを語りかけれるようにしていました。
まだイラストを見てもわからないかもしれないし、字も読めないけれど、せめて思いを込めたくて。
それを見て、ほめてくれていた主任保育士さんは、少なからず私の気持ちをわかってくれていたようでした。


「不安だ」という言葉までいわれたのに、彼女は最後にこういってくれました。
「息子さんは運動能力の発達がすごくて、1歳を迎えたばかりなのに走ることもできますよね。だから運動会で彼の活躍を見るのが楽しみでした。
だから、アレルギーがなおったら是非もどってきてください。
彼のアレルギーが治ることを祈って、もどってきてくれると信じて、靴箱の名前はそのまま残させてもらいますね。」


この言葉に感動しつつ、何度も頭を下げ、退園の書類にサインをしてX保育園を後にしました。
X保育園はアレルギーがなければ問題なくかよえていたかもしれないし、私の確認不足で迷惑をかけてしまったのは事実です。






ただ・・
10時から15時まで立ち入り禁止の理由ですが・・・

詳しくは無理でもちょっと書かせていただくならば・・・
なぜ禁止かというと、それはそれなりに理由があるわけですよね。
まぁ。テレビでアニメ・・・とかね。(ちらっと現場みちゃった)
もしかすると給食の対応以外でも、私にとってこの園は合わなかったかもしれません。



そんなこんなで息子の保育園探しは認可保育園の一斉募集が終わった時期にもかかわらず、スタート地点にもどりました。
2008-09-17 12:45 | カテゴリ:アレルギーのこととか。
市の栄養士さんと話して、翌日見学をしながら話を聞くことになった後、会社を抜けるために猛烈に仕事をこなしました。
翌日の朝もやっぱりX保育園に電話して「まだ熱が・・で、咳が・・・」と往生際の悪い仮病の電話をし、朝から仕事をものすごい勢いで処理し、約束の時間に近くの市立保育園へ向かいました。

その保育園はサロンも併設されていて、入園していなくともサロンには出入り自由で、サロンではサロン専属保育士さんがお遊戯等を教えてくれて、親子で一緒に遊べるようになっていました。
ちょうど着いた時間はサロンでお遊戯の時間で、私と色々話しをしてくださる方はサロンを担当している方だったらしく、息子をつれていった私に「少しお遊戯一緒にしていかない?」とさそっていただき、しばらくはお遊戯をしたりして遊びました。

終わって他の子達が帰った後、あらためて今までの経緯を話し、実際の現場ではどう対処しているのか教えてほしいと言いました。
すると、「栄養士さんから電話をもらってお話はわかりました。まずは見学してみてそれから話したほうがいいわね。」といわれ、隣の保育園へ案内されました。
ちょうどお昼ごはんが終わり、お昼寝の準備をしている子供達がいました。
大きい子達は自分の布団をずるずると大きな部屋にひきずって持ってきて、自分で布団をしいています。すごいなぁとキョロキョロ見ていると、給食室に案内されました。

献立も見せてもらい、アレルギーの子はいるのかと聞くと、除去の子はいるということでした。
どういう対応なのかを聞くと、「食物アレルギーの対応は、個々で違うんです。親御さんが代替の栄養を指示してくださる場合はできるだけ希望にそいますし、除去だけでいいという方もいます。」と言います。
除去だけだったら栄養の点でどうなのかと聞くと「それは・・・家庭で十分に補ってるのではないでしょうか?・・・」と微妙な返答でした。
確かに個々で違うアレルギーに対応して、いちいち栄養まで考えろというのは無理かもしれない。

そして、次に気になっていた心理面でのケアについて聞くと「子供達はアレルギーを特別と思わないように指導していますし、変に思う子はいません。それぞれの個性であり、好き嫌いと同じ程度でとらえています。ケーキが出る場合は、やはり形状を似せて他の物で代用か、和菓子などになりますが・・・うーん。当事者の心理はどうなんでしょうね。だいじょうぶだと思いますよ。」とあいまいな感じでした。
ただ、やはり調理現場によって除去の失敗もあり、それぞれでやり方が違うので、ここではこうしているということしか言えないといわれました。
調理師も、市立は市の公務員や嘱託の調理師だが、社会福祉法人の場合は、保育士も調理師もその園ごとに募集をかけて採用するので、把握できないともいわれました。


話をした後、小さな子のクラスのお昼寝をそっとのぞかせてもらいました。
X保育園よりも1クラスにつく保育士が多く、お昼寝も手があいた保育士はまだ寝ていない小さな子を見つけると抱っこしたりしていました。
こんなに違いがあるのかと驚き、帰り際に「保育士さんの人数も違うように思うのですが?」と聞くと、その通りだといわれました。
私立の認可園では、最低基準はもうけられているが、やはり収支の問題で最低基準以上の保育士をつけるのが困難なのかもしれないと言っていました。
そして、X保育園で疑問だった「10時から15時まで立ち入り禁止」の理由を聞いたところ、その市立保育園ではそのようなことはないのでよくわからないと言われました。

最後に、その保育園で使用している献立をもらい、仕事の時間もあったので「またわからないことがあったら、気軽にきてね。遊びにくるだけでもいいのよ。」と言ってもらい、サロンを後にしました。


市立の保育園を見学した後、答えははっきりしていました。
いくら友人にとって良い保育園だったとしても、息子には合わないので、退園するしかないということ。
そして、理由をちゃんとX保育園に説明しなければならないということ。
X保育園がダメならもう一度保育園探しをしなければならないということ。

見学した市立の保育園は偶然、キャンセルがあり息子の年齢のクラスに空きがでたので、希望すれば入れると言ってもらっていました。
でも、除去の対応で色々悩んでいる私に、「無認可だけれども、アレルギーの対応をがんばっている保育園はあるみたいです。」と電話を受けてくれた栄養士さんも、相談を担当してくれた保育士さんも教えてくれました。
たぶん、それは息子の主治医のT先生が協力している保育園ではないかとなんとなく思いました。
2008-09-17 12:15 | カテゴリ:アレルギーのこととか。
もしかして入園式後、園側から先日の打ち合わせをしてから園で決めた息子の給食の方向性の話があるかもしれない・・・などと淡い期待もあり、まったくなく人がいなくなるまでしばらく残っていたのですが、最後になっても話しかけられることはなく、結局そのまま仕事に戻りました。
そして、自宅に帰ってからあらためて給食の献立表をながめると・・・。
なんと!!給食は乳と卵のオンパレード!
10時と3時のおやつも8割洋菓子。
そしてかなりな割合でならぶ牛乳の文字。

普通なのかもしれないけれど、毎日グラタンやらシチューやら親子丼なんか目玉焼きとかどーするわけ!?あとビスケット、ケーキ、クッキー、マドレーヌってこれも代替は何になるんですか!?
今になれば、疑問に思った食品全部は乳卵抜きでも全然作れるのですが、その頃アレッ子母として未熟だった私は頭をひねるばかり。
園側から明確な対処法をしめされているわけでもなく、保育園になぜもっと突っ込んで何度も打ち合わせにいかなかったのかと入園式終了後にやっと気づきました。

誤食とかどうやって防ぐんだろ・・・。給食はまさか息子だけ隔離されるのか?どうやって給食食べるんだろうか・・・。普通はみんなで輪になってたべるよね。
何か書いていないかともう一度入園案内のパンフレットをすみずみまで読むと、給食のことは持ち物ぐらいしか書いてませんでしたが、最後のページに「お子さんが保育時間内にご自宅に帰宅してしまいましたら、発見次第ご連絡下さい。」と書いてあるのを見つけました。
今まで園生活の持ち物や、給食袋の作り方ばかり見ていて見落としていた一文でした。


えーーー!!!子供ひとりで帰っちゃうこともありえるってちゃんと見てないの!?
そんな帰宅も勝手にしてしまうくらい目が行き届いていないなら、息子の管理などできないのではないだろうか。
そう考えると、もうX保育園に息子を通わせることはできないと思いました。
ただ、それをどうやって保育園にもう一度はなしたらいいのか・・・。




入園式の翌日から息子は発熱していることになりました。
朝に重い気持ちで「えっと・・・熱でまして・・・」と電話。
そのまま会社に息子と出勤して「どうしたの?」と言われるけれど、「熱っぽいので園はお休みしました。」と言っていました。
何日もそうやってごまかすわけにいかず、困ったときの頼りの叔母に相談。
すると、「認可保育園で社会福祉法人の保育園とはいっても市の福祉課が管轄なはずなんだし、給食調理の指導も市がしているはずだから、市役所の福祉課に聞きなさい。」教えてくれました。
それもそうだ!とすぐに電話。
何箇所かの課に電話が回された後、保育園の指導を担当している栄養士の方につながりました。
今までの経緯を話し、市ではアレルギー児童の対処指導はどのようになっているのか不安なので教えてほしいと言いました。

すると、前置きとしてまず私が理解していなかった根本的な事をいわれました。
認可保育園であっても、市立と私立(社会福祉法人)があるということ。だから栄養指導はしているが、私立に対しては明確な統括管理はできないこと。
これは叔母からも言われていて、「あなたの行かせようとしていた保育園は私立でしょ?」と何度もきかれていたのですが、「え?認可だよ?」と答えていました。
そもそもの制度が理解できてなかった。
ようやく理解して、それでも栄養指導は入っているということなので、更に話を聞くと、結局は「除去」ぐらいの指導しかできず、代替栄養の指導は一応するが、実施できているかどうかは把握できないということと、その「除去方法」もそれぞれで違い、たとえばおでんにゆで卵を入れるとして、「ゆで卵をおでんのスープで煮込む前にとりわけする」か、「ゆで卵も一緒に煮込んでしまい、配膳する直前にゆで卵のみを取り除く」という方法もあるわけで、どちらかというと配膳する直前に取り除く方法をとっている場合が多いのではないだろうかといわれました。
詳しくは現場を見学して聞いたほうがよいのではないかと言ってもらい、近くの市立保育園で給食のアレルギー対策の話を聞かせてもらえることになりました。
2008-09-10 12:45 | カテゴリ:アレルギーのこととか。
打ち合わせの後、保育園での食事の不安が大きくなり、さらに追い討ちをかけるように不安が増えました。
それは、母乳の問題でした。
通っていた母乳相談室とも相談して、できることならアレルギーもあるので、貴重なタンパク質や栄養分補給の意味もこめて、2歳半くらいまでは母乳を続けたいと希望していたので(WHOにも推奨されていたから)1歳半くらいまで保育園に母乳を持ち込みたいと思っていました。
ところが、保育園に希望をつたえると、「母乳を冷凍してもちこまれても、食中毒などになったときに責任を負えないのでそれでもよいか?」と回答されました。
そして、もうひとつの気がかりは「当保育園ではものすごく特殊な事がないかぎり、10:00から15:00の間は父母といえども立ち入り禁止にしているので、早く勤務がおわったからといって、お迎えできない。」ということでした。

できればしばらくは、勤務を早めにあがり、冷凍母乳が無理ならば、直接授乳したかったのですが、保育園側はやめて欲しい様子でした。

なぜ10:00から15:00は父母でも立ち入り禁止なのか・・・。



様々な疑問がありながら迎えた入園式で、不安は頂点に達しました。
年長児童のお遊戯でお出迎えの後、先生達が音楽にあわせてクルクルまわりながら挨拶をしてくれ、曲の最後に入園の子供達全員にビスケットが一箱ずつ配られたのです。
息子の前にきて、担任の保育士さんは「食べれないとは思いますが、みんながもらってますし・・・どうぞ♪」と息子に手渡しました。

喜ぶ息子。
よかったねと息子に言い、喜ぶ姑。
代替も何も考えていなかった私はよかったねとは思えず、楽しそうな音楽と、たくさんのお菓子を持って喜ぶ子供達の中でなぜだか涙が出そうになりました。
どうして食べれないと知っているのに渡すのか。
せめて私に渡してごまかしてくれてもよかったんじゃないのか?
涙を必死にこらえながら、「明日からもってきてね♪」と連絡ノートを受け取り、給食の献立表やお知らせももらいました。
2008-09-10 12:36 | カテゴリ:アレルギーのこととか。
若干不安になった主任保育士の言葉を忘れ、それよりも「保育園に行くことになって息子と過ごす時間がものすごく減ること」について不安になり、寂しくなりはじめたころ、入園説明会は開かれました。
広い一室に案内され、たくさんの入園することになる子供達と父母がいる中、ぼんやりと「この中にアレルギーの子はいるのかなー。」などと考えていました。
主任保育士さんが現れ、全員に挨拶をし、一通り説明したあと、クラス別になって担任の先生と挨拶をし、自己紹介です。
子供をつれて担任の先生を中心に円になって座り、順番に自分と子供の名前を発表して挨拶をしました。
息子のクラスの担任は若い新任の保育士さんで、初めての受け持ちらしく、主任保育士さんも同席していました。クラスにはもう一人アレルギーの子がいて、息子もアレルギーをもっていることが紹介されました。
挨拶がおわり、持ち物などの説明をして解散すると、私だけが残って引き続き栄養士さんも交えて打ち合わせすることになりました。

栄養士さんは園長の妹さんでした。
卵乳の完全除去をお願いするため、念のため病院からもらった主な加工食品の一覧を渡すと、それを見た栄養士さんはぎょっとして
「これ、全部ダメですか?」と聞きました。
もちろんダメなことと、それ以外にもとにかく卵乳のつかわれているもの、鶏牛肉も含めてすべて除去してほしいと伝えると、彼女は考え込んで

「パンてだめでしたっけ?」と聞いてきました・・・。


えっと・・栄養士・・・だよね?


パンは種類によって乳卵がはいっていますと答えると、
「うーん。それと缶詰はどうですか?缶詰全般。たとえばサバ缶とか。」と・・・。


実はじいさん医師の離乳食指導のときにニンジンやタラなんかで発疹が出てから、離乳食をすすめるのは一度中断しました。
再開したのはアレルギー検査をする少し前で、それも野菜とお粥が中心。
アレルギー検査後は、野菜も抗原表をみながらためし、ヒスタミンが多い物は避け、動物的な食物はシラスと鯛ぐらいしか食べさせていませんでした。
でも、アレルギーでなくとも、そもそも缶詰を乳幼児に食べさせようなどとは考えたこともないので、缶詰といわれたときには一旦思考停止。
少しフリーズしてから、

「ダメかどうかときかれれば、食べさせたことはありませんし、給食に缶詰でるんですか?」と質問すると「そうですねー。こんなに食べれなかったら調理が・・・」と言いました。
とにかく缶詰はやめてくれと伝えると、
「お誕生日のケーキですが・・・ダメですよねぇ。サツマイモでその形に抜くので、それで我慢してもらうとして、主食は持参していただくのですが、パンにはマーガリンをつけてもってきてもらうんですよー。マーガリンは大丈夫ですか?何もついてなかったらかわいそうじゃないです?」とトンチンカンな質問がかえってきました。
続けて彼女は思いついたらしく、「ラーメンとかだいじょうぶですよね!?」と更に質問。


この頃、アレルギー対応食品のことをよく知らず、マーガリンもラーメンもマヨネーズもアレルギー用のものが売っていることがわからなかったし、一応自由に成型して卵乳抜きパンを作ってくれる店は調べていたけれど、それを持たせる場合どうするかもきちんと考えてなかった私も悪かったと思います。
でもでも、それにしても栄養士さんなのに彼女は食品の材料や成分のことを知らなさすぎる・・・。
しかも給食に缶詰をだそうとしている時点でおどろきました。
百歩譲ってお誕生日ケーキがダメでサツマイモで形だけでも似せて作ろうと考えたとこだけは、気をつかって考えてくれたんだなーと思いますが、缶詰だそうとするなら、レトルトもやりかねない。

一瞬のうちに恐怖におちいって無口になった私を栄養士さんは不思議そうに除去食品一覧と交互にみつめていました。
なにやら不穏な空気を感じて、担任の新任保育士さんもオロオロ。
主任保育士さんはどうやら打ち合わせはまずい状況らしいと察知し、「じゃ、その辺はじっくり考えてやりとりするとして、給食さんにもあらためて色々考えてもらって、えっと、担任は新人なのですが、私がちゃんと指導しますので安心してください!それでは!」と打ち合わせは強引に終了になりました。



どう考えても不安すぎる・・・。
でも入園式は翌週で名札等ももうくばられている。
それにお誕生日会は毎月あって、毎回ケーキを食べるということも子供がどういう気持ちになるかと思うとどうしていいかわからず、ただただ不安でした。
2008-09-08 17:10 | カテゴリ:アレルギーのこととか。
主治医が決まって落ち着いたと思っていたのに、次の難関はすぐそばにありました。
それは保育園。
もう市からも入園決定の通知が届いていたのですが、X保育園を見学して入園申し込みをした頃とはかなり状況がちがっています。
食物アレルギーなので、保育園の給食が大問題です。

この時私は「だいじょうぶ。親切なところだったし。きっと対応してくれるに違いない。アレルギーの子供だって今はめずらしくないみたいだし。」と楽観的に考えていました。
それでも入園前に一度X保育園に食物アレルギーであることを伝えなくてはなりません。
T先生に保育園にアレルギーを説明して対処してもらうためにはどうしたらいいかを相談すると、色々と教えてくれたあと、「でも、この子ならできることなら無認可のT保育園が良いと思う。」といいました。
「T保育園はアレルギーだけでなく、心身の発達もきちんとみてくれるから。」とも。
あまりこの言葉は深くとらえていませんでした。
T先生が協力しているからいつでも息子のことでT先生も対応できるからかなーぐらいにしかうけとっていなかったのです。
なにより、保育料のことがあったので、経済的なことを考えれば認可のX保育園で対応してくれるならそれが一番いいなぁと思っていました。


が・・・大間違いでした。


X保育園に相談があることを電話で連絡し、たくさんの資料をもってX保育園へ行きました。
主任保育士さんに食物アレルギーがあり、乳卵は完全除去しなければならないし、他にも色々アレルギー症状が出る食品があることを伝えると、主任保育士さんはにっこりほほえんで「大変でしたね。でも大丈夫。園長の子供も乳アレルギーだったんですよー。」といいました。
なんだかほっとする私。
アレルギーの子も何人か受け持った事があると言われ、調理師さんや栄養士さんと入園説明会の時にじっくり打ち合わせしてくださいと言われました。
よかったと喜んでいたのですが、帰り際の主任保育士さんの言葉は聞き逃せませんでした。

「園長の子供、乳アレルギーで完全除去してくれって園長の奥さんからいわれてたんですけどね、飲ませなきゃ強くならないっておもって、わたくし独断で内緒で少しずつのませてたんですよ。そしたら最初はそりゃ湿疹できたり咳もでましたけど、卒園するころにはだいじょうぶになったみたいで、そのときに打ち明けたら感謝されました。乳アレルギーならまずは牛乳の時間はミルフィーからスタートしてみましょうよ。」


ちょっとまて・・・。


かなーり不安になることを言われているのに、この時の私は若干疑問に感じたものの、「うちの子には絶対ダメっていえばだいじょうぶかー。」と思っていました。

2008-09-08 12:46 | カテゴリ:アレルギーのこととか。
私はT先生が出してくれた薬の一覧を常に持ち歩いています。
救急で夜間救急病院へ行くときは、必ず持参して、担当の医師に渡します。
おかげで、「ああ。この先生のところなんだね。そうか、この子にはきっと強い薬はできるだけつかいたくないんだね。僕ならもっと強い薬をだしてしまうところだけど、ぎりぎりで弱い薬でおさえてるみたいだ。それなら○○の処置だけしっかりして、あとの薬は同じものをだして明日T先生に相談したらいいよ。」といってもらえます。

そう言われて、初めて「ああ。T先生はそういう気持ちがあってこの薬にしてくれていたんだ。」と少しずつT先生の気持ちがわかるようになりました。
私は最近になってやっと薬について調べだしたので、出されている薬が強いか弱いかもわからなかったんです。
T先生もあからさまに「できるだけ強い薬をだしたくないし、それが僕の方針であり、この子にとっても良いと思うのでそうしてます!日常生活でもがんばって薬にたよらないように!」などと言わないのでわからないということもあります。
そんなことを知ったときは、翌日にT先生のところで受診してもらい、感謝を伝えています。


T先生は心理学にも精通していて、子育て相談などもしているので、息子のアレルギー検診の受診ついでについ色々な質問をしてしまったり。
息子が医療器具で相談中に遊んでしまっても、危なくなければ見守ってくれて、興味深深で色々なものに手を出す息子に喜んでくれたりもします。
「掃除をきちんとしなさい!」などの押し付けもありません。
「シチューにココナッツミルクいれてみたらおいしかったですよー」なんて報告すると、「あー。ココナッツミルクっていう手があったかー。それいいね。」などと言ってくれます。
咳がひどくなったとき、病院にあったダニ対応布団のパンフレットを見て「先生、ダニ対応布団とか買わなきゃだめでしょうか・・・」などと相談したら、「うーん。高いよね。だから掃除をかえたりできる範囲でやって様子みてみるといいと思うよ。」といってくれました。



今のところ、息子はT先生のもとでアレルギー検査をしたことがありません。
それが良いのか悪いのか今はわかりません。
たまに他のブログを読んで現在の数値を知りたくなったりもします。
でも、数値によってゆれることなく、息子の生活や身体の反応によって判断してくれて、未熟な母親である私を信頼してくれるT先生に出会えてよかったとおもっています。
「風邪薬なんていう薬はないから、よほど高熱がでていないかぎり、風邪のときは薬いらないよ。ゆっくり休ませてあげるのが一番」というT先生を私も息子も信頼しています。

年々息子のアレルギー症状は変化しています。その中でもしかしたらT先生とさえ衝突することがあるかもしれない。もしそんなことがあっても、話し合える先生であると思うし、そうなったらそのときに考えればよいことで、とりあえず、今はT先生が主治医です。


病院ジプシーを終えることができたのは、息子が1歳になる直前でした。
2008-09-08 12:30 | カテゴリ:アレルギーのこととか。
保育園入園も間近にせまり、なんとか病院ジプシーから抜け出し、主治医を決めたかった私はアレルギー検診の日を心待ちにしていました。
アレルギー検診当日は、会社を数時間抜けることをお願いし、今までの経緯に関するありとあらゆる資料(アレルギー日記や、母子手帳、検査結果用紙)などを持ち、ドキドキしながら息子と一緒に病院へ向かいました。
受付をすませると、診察室から一組の親子が出てきました。
アレルギー検診は曜日と時間帯が決まっていて、その時間は普通診療はしていないので、その親子もアレルギー検診に来ているのだなぁと思い、まわりを見渡すと、掲示板にアレルギーっ子を持つ親の会のポスターがありました。
興味あるなーとしげしげと見ていると名前が呼ばれました。

R小児科では3人ほど先生がいたのですが、アレルギーの担当医は健診の時にみてくれたT先生でした。
息子の肌の様子を見てもらい、T先生が一息ついたところで、とにかく今までのこと、産まれてすぐに粉ミルクを吐いていたことから一気に話しました。
にんじんで湿疹がでたこと、タラでも、そしてカボチャでも。
アナフィラキシーショックと思われることがあったこと、そして様々な小児科での対応なんかも。
この時、各小児科に対する自分の気持ちを入れて話すのだけは避けました。
まずは事実だけできちんと判断してほしかった。
T先生に持ってきた資料もすべて渡すと、T先生はしばらく資料に目を通し、それぞれの小児科での対応に対してはなしてくれました。
完全除去となってよかったこと、タバコ小児科はタバコに敏感な人で学会でも有名であるので、そのタバコにたいする敵意が苦になる人もたしかにいること、でもタバコはよくないよね、と弁護して。

アレルギーの薬ももうなくなりそうです、と私が言うとT先生は血液検査の数値をカルテに書き込み、息子と遊びながら言いました。

「その薬、飲んでてどう?効いてる気がするかな?もし変わりがないなら長く飲んでてもしょうがないよ。別の方向を考えてもいいんだし。体質によって違うしね。」

おどろきました。
アレルギー認定医は薬は一日もかかしてはいけないといいました。
タバコ小児科でも薬は切らせないようにといわれました。
それぞれの小児科で、薬を飲んで変化をどう感じたかなんてきかれなかった。
医者でもない私が先生に意見するなんて思いつかなかった。

「とりあえず除去しているのでわかりませんが、肌の様子等はある程度回復後、よくなっていません。」と私が答えると、

「じゃあ。やめようよ。薬だって種類があるんだし一旦やめて様子みて、症状がひどくなったらいろいろ考えよう。」といいました。


この日から、現在も息子の担当医はT先生です。
信頼できた理由は、
・息子ときちんと触れ合い、発育も遊びながら確かめてくれること。
・他の病院の悪口は言わず、それどころかそれぞれの医師の良い点をあげてくれたこと。
・治療はおしつけをせずに、日常の様子を聞いて話し合いの中で方針を決めてくれること。
・薬の効能だけに頼らず、なるべく強い薬をつかわないようにしてくれること。
・長く通院する中で、一歩進んで二歩さがるような状態でも根気よく初回とかわらず熱心にみてくれること。

文にしてみると「なんだ、それだけのこと?」といわれそうだけれど、私にとっては何より安心させられることでした。
息子もT先生が大好きです。
夜中に高熱がでても、咳がひどくても、息子は自分が我慢できる範囲の症状であれば「T先生のとこじゃなきゃ行かない。」と言い張ります。
さすがに症状がつらすぎると「病院いきたい・・・そして、明日もいっかいT先生のとこいく・・・」といいますけど。


子育ての中で信頼できる医師の存在はとても大きいと思います。
「医者」といっても、ひとつの疾患に対して様々な考え方の医師がいるということも勉強になりました。
医師ももちろん同じ人間であって、いろいろなんだと実感しました。
2008-09-04 12:55 | カテゴリ:アレルギーのこととか。
R小児科のことを母乳相談室の先生から教えてもらった後、すぐにR小児科のホームページを閲覧しました。
すると、乳児健診も行っている様子。よし、乳児健診でまずはアタック!
電話をかけて健診の予約を入れ、数日後R小児科へ向かいました。

R小児科は会社からもそんなに遠くはなく、通うにも無理ない距離。
1Fにある内科を通り、エレベーターにのって小児科のある2Fで扉が開くと、そこはひろびろとしていくつかの部屋があるフロアーでした。
受付で健診の部屋を教えてもらい、はいると・・・
大きな部屋の中には計測器具以外はなにもなく、床の上に広げられた大きなゴザの上に転がって健診うけてる子供と、その子供よりも多いたくさんのスタッフがいました。
やや挙動不審になりつつ、身長やら体重やらを計測してもらい、先生と思われる男性のところへ行くと、先生は「こんにちはー。」と挨拶の後すぐに息子と遊びはじめました。
聴診器をあてながらも息子とコロコロ遊ぶ先生。
しばらくそれをぼーっと眺めて、はっとしたように思い立ち、アレルギーのことを話しました。
先生は「そっかー。それは大変だー。でも元気だよね。」と息子と遊びながら答えます。
聴診器などに興味を示す息子に「好奇心がすごいよね。いい子だね。ちゃんと成長してるよー。」と言ってくれました。
「先生、アレルギーのことも相談したいんです。いいですか?」と聞くと「うんうん。よかったらいらしてください。アレルギー検診もやってますから。」とにっこりしてくれました。
そうしているうちに、たくさんいたスタッフはそれぞれ栄養士さんや発達相談の方、看護士さんだったことがわかりました。
栄養士さんは先生と私が話し終わると息子の横にきてくれて、「アレルギーあるのにこんなに成長してるなら栄養相談なんていらないくらいよね。がんばってるね。なんでも相談あったらいってちょうだい!」と声をかけてくれました。


遊びながら発達をみてくれる先生、なによりアレルギーのことを言った瞬間、拒絶せず、お仕着せもせずにいてくれたことがうれしくって、帰りにアレルギー検診を予約しました。
今度こそ、一緒に歩んで行ける先生が見つかったかもしれない。
でも前の病院は最初は好感触でもだんだん投げやりになったところもあるから、期待しすぎてはいけないと思いつつ、アレルギー検診の日が楽しみでした。

2008-09-04 12:47 | カテゴリ:アレルギーのこととか。
タバコ小児科のことがあってから、受け止め方がわるくてすぐに病院を移ろうとする自分がよくないのか、そもそも小児科でしかも診療科目にみんな「アレルギー」をかかげてるわりに、民間療法なみに一定していない病院それぞれの主張に医者っていったいなんだろう医学ってなんだ!?などというところまで考えていました。

何度かタウンページの小児科欄をしげしげと見つめてネットで検索しまくってみたり・・・。
なんとなく猶予はアレルギーの薬がきれるまでのような気がしていました。

息子が風邪っぽい時は、ちょうどいいと大きな総合病院の小児科をお試しで受診してみたけれど、待ち時間3時間で診察5分。
「熱があって咳もでてるんです。それで、食物アレルギーもありまして血液検査した結果・・・」と語るも、「あぁ。そう。薬はアレルギーだいじょうぶなのにしときますから。神経質はよくないよ。」で終了。アレルギーの話など聞く耳もたずなかんじでがっかりしながら帰宅。

毎月一度行く母乳相談室にぐったりしながら向かい、マッサージを受けながら病院に対しての不満をぐちっていたら、相談室の先生がマッサージ終了後に一枚の新聞の切り抜きを見せてくれました。
そこにはアレルギー食に完全対応してがんばっている無認可保育園の記事があり、R小児科の医師も毎月出張健診を行い、協力していることが書いてありました。
実は同じ記事の内容を叔母から聞いたことがあり、「保育園きめたのかもしれないけど、入園はまだなんだしアレルギーだとわかったんだから、ここも考えてみたら?」といわれていたのですが、問い合わせたところ保育料が認可で算定された料金より倍ぐらい高くてあきらめていたのでした。

相談室の先生は「保育園はとりあえずおいといて、このR小児科どうなのかな?すごく良いって言っていたお母さんもいたし、一度いってみたら?アレルギーの子がいる保育園に協力しているのだもの。」といってくれました。



この母乳相談室の先生には本当にお世話になりました。
月一度マッサージを受けにいっていたのですが、毎度マッサージ中に日常の愚痴を延々とはなしつづける私にいろいろアドバイスしてくださったり(本来それは業務ではないのに・・・)、子育てに関しても助産師さんとして働いていた方だったので、働いていたときの経験や、マッサージにくるお母さん達のクチコミなども教えてくれました。
この先生に助けられたこと数知れず・・・。
色々あって卒乳のときに行くことができなくて、そのままになってしまっていたのに、その後相談があって連絡したら以前とかわらない対応をしてくれました。
心配して葉書くれたり・・・先生ありがとう。
2008-09-03 17:10 | カテゴリ:アレルギーのこととか。
まさに世界はタバコで破滅するという勢いでアピールする小児科医から渡された資料は、本当に読むだけで恐ろしくなる内容でした。

火曜日に診察を受けに行くと、血液検査の結果がでていました。
Igeが高かったのと、乳と卵に反応がひどく、先生はそれを見ると「あのね、これは数字だけの話。この子はこれからもっと変わる。そして、近いうち牛乳と卵の数値は低くなってもダニと花粉と動物が数値あがるね!そして喘息。」と言い切りました。
(言うだけじゃなく、検査結果の紙にもボールペンで先生の予想を書いた・・・)

大豆の数値は血液検査では低かったので、とりあえず乳と卵の完全除去にしたほうがいいと言われ、これから一週間は毎日鼻を吸引に来るようにといわれました。
ちょうど予防接種の時期でもあったので、熱もさがり何事もなかったので、予防接種の予約を入れて鼻の吸引です。
二回目の吸引はさすがに息子もわかってしまい、怖がって泣き、それでもおさえつけて吸引しました。
それが息子のためと思って・・・。

翌日も通院し、予防接種を受けるとご褒美におもちゃをもらいました。
おもちゃをもらえるなんてすごいなーと思っていたら先生が「ところで禁煙外来どうするって?」と聞いてきました。
「なかなか仕事あるので・・」というと、がっかりした様子で「あぁ。そう。でもしたほうがいいよ。」と言い、看護婦に鼻の吸引を指示して去っていきました。

ところが・・・

どうも息子は鼻水が出てる様子はありません。
なのに吸引。
しかも出るまで無理やり。
なので、三回目はとうとう血がではじめたのです。

ようやく疑問に思う私。
叔母に相談すると、有名な耳鼻科を教えてくれたので、翌日耳鼻科へ行きました。
息子を診察して、耳鼻科の先生が出した結論は、「蓄膿じゃないし、無理に吸引されて血でちゃったね。アハハ。」でした・・・。



いったい何軒小児科まわれば信頼できる医者に出会えるのか!?
作り話かのように思えるタバコ小児科ですが、逸話ではなく実話です。
そんなタバコ小児科でのたった一つの良い点はアレルギーの血液検査をしてくれたことです。
4歳半になる息子はいまだに血液検査をしたのはその一回のみです。
タバコ小児科、小児科なのに禁煙外来もしていたので、彼のタバコに対する執念はなみなみならない物があるのだと思いますが、「もしや禁煙外来の患者を増やす為の行為!?」とも思えなくもない・・・。
2008-09-03 17:05 | カテゴリ:アレルギーのこととか。
母親の置かれる状況をわかっているのか、なぜか熱を出すのは土日祝日が多い息子。
病院探しで情報を集めているさなかの土曜日に高熱を出しました。
でも熱がでたのは午後・・・。
土曜日の午後はたいていの小児科は診察が終了しています。
すぐに医療案内センターに電話して、土曜の午後診察している小児科を探してもらい、二件ほど教えてもらったので、そのうちの評判の良い小児科へ走りました。

受付でブリックテストのこと、完全除去していることを説明し、体温計で熱をはかって順番をまちました。
待合室は広く、子供が遊ぶスペースが完備されています。
キッズスペースにはテレビが置いてあり、アニメが放映されています。
絵本もたくさんあったり、大きなソフト積み木もあって待っている間も子供達は退屈せずにいられるようでした。
(が、はたして小児科の病院に子供が騒ぎ遊べるキッズスペースは必要なのか!?)

待合室には人も多く、人気で混んでる様子です。
一時間近く待つと名前をよばれ、診察室にはいりました。
息子の熱を見て、私の書いた問診表をしげしげとながめる先生。


この日はあくまでも「息子の発熱」で受診なのです。



何を思ったのか、先生、突然こういった。

「ご主人、タバコ吸いますね?すべてはタバコのせいです!!!!!」



えーーー!!???

熱も!?


えっと・・会社にもつれていってまして、そこでは私以外は全員ていうか、姑も喫煙者でして・・・
おそるおそるそう言うと

「おそろしい!あなたは毒ガスの中に子供を置いている!」


そこからヒートアップした先生、発熱している息子を抱いてすわっている私の前に、ノートパソコンを出してタバコはいかに恐ろしいかを説明しだした。
OHPもつかって。
本も。
先生が切り抜いた雑誌のコピーも。
それからニコチンガムの資料も・・・。

「あのね、タバコ吸った人から吐き出される息は、タバコ吸ってから数時間は毒息なの。吸った人よりまわりが被害あるの。うさぎで実験したらね・・・」


先生、今日は熱できたんですが。。。

そう思ったけれど、あまりの勢いに何も言えず。
そして「家でもしかして空気清浄機とかあって、それで安心してない?」といわれました。

はい。あります。犬もいるし、タバコのこともあるから買ってつかってます。

「それね。余計毒を部屋中にまわしてるから!清浄機では空気を清浄できません!」

えーーー!!!!!!!清浄機なのに清浄してくれてないの????

「この子の中には毒素がたまってる。まちがいない。たぶん蓄膿だ。吸い出していきなさい。そして、ご主人は禁煙外来のときにつれてきたほうがいい!あ。あとアレルギーは血液検査してないみたいだからしよう。ブリックなんてあてにならない!そして、点滴ね。」

否定する間もなく、たぶん蓄膿とあやふやな判断をされた熱の出ている息子は、血液検査のために血を抜かれ、じゃっかんグスグスしはじめた鼻を機械で吸引されました。
そして初めての点滴を受け、検査結果がでる火曜日にもう一度来院するようにと言われ、その日はタバコの害についての資料たっぷりと、「これからは僕の出すアレルギーの薬をのみなさい。」といわれ、薬もたっぷりもたされて帰りました。
帰宅後、じっくり読んでみた資料には空気清浄機がいかに悪かを書いたものがあり、読むだけでおそろしくなった私は、空気清浄機を洗浄してリサイクルに出しました。
2008-09-03 12:58 | カテゴリ:アレルギーのこととか。
息子がアレルギーと診断される前から、息子の食に関しては気にしていた私。
それだけに衝突も少なくはありませんでした。
お寿司も、ピザも、洋菓子も、ほとんど遠慮していました。
食べさせたがっても拒否していました。
アレルギーと診断されてからは、「アレルギーなので。」と言えば丸くおさまるかと思っていたのですが、リストを渡したにもかかわらずそれは無理なようで・・・。

「ただかわいいからあげてみたい。」

でも、それは息子のためではありません。


遊びにいった公園で通りすがりの親切なお菓子をくれる見知らぬおばさんからは、ニッコリして受け取ってから自宅で捨てました。
親族の集まりで何度同じ説明をしたかわかりません。

「あらら、かわいそうにね。」という言葉や、「そんなの甘やかし。食べてるうちに治る」という無責任な指摘、「あげたいのに。」という自分勝手な言葉。
そして、そこからうまれる亀裂と衝突。


すっかり気落ちし、鬱のようになっていた私に渇をいれてくれたのは、亡くなった母のかわりになにかと世話をしてくれている叔母でした。
教育現場で食に関する仕事をしていたせいもあって、アレルギーに対しての理解もはやく、一緒になって色々考えてくれました。
「もう親なのだから。あなたがしっかりしなくてどうするの。今のあなたは親になれてない。」

鬱になってはいられない、私にはしなければならないことが山のようにあったのです。
病院探しもしなくては。
保育園にもアレルギーだということを打ち明けて、給食の問題を話さなくては。

泥のように落ち込んだ日は、飼い犬になぐさめてもらい、息子が寝た後、犬に子守(?)を頼んでアレルギーの情報を探しつづけました。
2008-09-03 12:55 | カテゴリ:アレルギーのこととか。
帰宅した後、息子を寝せながらアレルギーに関する本を読みました。
どうやら乳卵を摂取したときにパニックになったのはアナフィラキシーショックというものだったらしいということや、これからは食に関してかなりシビアなことがわかりました。

帰宅した夫に説明をし、その後はよく覚えていません。
翌日、出社し、姑にもアレルギー食品のリストを渡して説明しました。
元々ダイエットのために食品成分表を何冊かそろえるほどだったので、摂取してはいけない食品もすんなり覚えることができたのですが、私以外はそうでもないようでした。
毎日ノートに湿疹や乾燥している箇所や、食事内容を書き込み、薬を忘れずに飲ませて一週間がたちました。
借りていた本とノートをもってアレルギー認定医のもとへ受診にいくと、「がんばってるね。肌もよくなってきてるよ。」とほめてくれ、初回よりもアレルギーの詳しい説明もしてくれました。

そして受診は二週間おきになり、4回目の受診のときに、これからは四週間おきでいいと言われました。
家から近いわけでもなかったので、楽になるなぁと思ってうれしくなったのですが、次に出た先生からの言葉を聞いてかたまりました。

「それと、次の診察から子供さんはつれてこなくてもいいです。
 だって、あなたの子供さんは変化がないから診てもしょうがない。」


診てもしょうがない!?


受診のたびに待合室で見ていたアレルギー認定医であることの認定証、そして先生の説明を聞いて信頼していたのに、「診てもしょうがない。つれてこなくともよい。」の言葉ですっかりその信頼は吹き飛びました。
薬だけを飲んでいればいいのか?
子供の変化はみてくれないの?
少しの変化でもわかることはないっていうの?


アレルギーは薬で治るようなものではない。
だから薬をわたしておけばいい。

実際そうなのかもしれないけれど、私はこの医師を信頼することはできない、そう思って次の病院を探したほうがいいのではないだろうかと思いました。


今思えば・・・○○○○○学会さん、なにをもって認定医などと認定してらっしゃるのでしょうか。
認定されてなくとも、アレルギーに対してすばらしい先生は他にもいますよ。
学会に高い入会金はらって年会費はらって加入している医師を認定するということですか?
2008-09-03 12:45 | カテゴリ:アレルギーのこととか。
アレルギー認定医の病院へ向かい、受付で初診時に記入する紙をもらいました。
とにかく思いつくかぎりの事を余白のスペースにかきつづって提出し、待合室で呼ばれるのをまちました。
アレルギー認定医の小児科病院の待合室はきれいな作りで、本棚にはアレルギーやアトピー、喘息などの本がたくさん並び、さすがだなぁと思わせるものがありました。
また、アレルギー対応食品のカタログがつりさげてありました。
はしかなどに感染しているかもしれない人は別の待合室で待つようになっていて、仕組みもしっかりしているようです。

息子の名前が呼ばれ、診察室にはいると優しそうな年配の男の先生でした。
10ヶ月健診で言われたことなどを説明すると、「皮膚をみるとそうかもね。検査してみるから待合室にいてね。」といわれました。
検査は別の部屋によばれてやるのかと思っていたら、なにやら多数の液体と針のようなものをもった看護婦さんがあらわれ・・・
「ここでやりますね。」と待合室で準備をします。
行なった検査はブリックテストでした。
息子の腕に液をたらしては針で刺し、それを繰り返し・・・
「10分お待ち下さい」と看護婦さんはにっこりして器具をもちながら去っていきましたが、息子がどうもおかしい。
液をたらした腕はブツブツと腫れて咳もではじめた。
あわてて看護婦さんを呼び止めると看護婦さんびっくり。
すぐに診察室に通されました。

診察室では先生が落ち着いた様子で定規を持ちながら腫れの大きさを測定。
そのうち、腫れがつながりだし、測定が困難になり、息子の表情を見ると薬をくれました。
先生は深呼吸すると
「いやー。久々にすごい子でちゃったな。」といいました。

すごい子ってどういう意味・・・。

呆然としながら言葉の続きを待つと

「今母乳?えーっとこの子はアレルギーね。しかもひどいと思うんだ。んで、乳卵大豆なんかは完全除去してください。小麦は・・まぁだいじょうぶか。あとノートもあげるから毎日書くこと。薬は毎日ね。」

意味がわからなくてさらにぼーっとしている私に先生は完全除去する食品のリストと、その食品がはいってる加工食品一例のリストを渡し、ノートの記入方法についての説明をはじめました。
そして、「本をかしてあげるから読みなさい。」と一冊の本も渡されました。
わからないではすまされない、きちんと聞かなければ。そう思いつつ、やっとのことで
「先生、アレルギーなんですか?」とわけのわからない質問をすると、

「そう。肌のアトピーもアレルギーからきてると思われるよ。」といいました。

アトピーとアレルギー。
息子を抱っこして待合室にもどり、薬の説明をうけ、一日でも飲ませるのを忘れては意味がなくなるから注意するようにとつげられ、一週間後の予約をして病院を出ました。


このとき、ブリックテストを受ける際になんの説明もなかったのがびっくりでした。
突然息子の腕つかまれて針でさされまくるんだもの・・・このテストでもう唖然としちゃったのかもしれない。
2008-09-01 17:00 | カテゴリ:アレルギーのこととか。
卵と牛乳でのショックを経験したあと、すぐに小児科を受診することはありませんでした。
まさか卵と牛乳のせいでショック状態になったとはあまり思っていなかったせいもあります。
そのことよりも、職場に子供をつれ、育児をしながら仕事をすることが不可能で、私の精神的にも子供の発達にも良いことはあまりなく、限界だったため保育園探しに目がむいていました。
義家経営で会社に子供をつれていける環境だと、子供の多少の体調不良よりも、代替がいない仕事が優先され、会社をきっぱり休むということができません。
子供ときちんとふれあいたくても授乳したり泣いているのをあやしたりしていれば、そちらに時間がとられて、子供が機嫌良いときは一人遊びしてもらって仕事をするしかない。
歌をうたってあげたいけれど、目がきになって声もあまり出せない。
それに義家ならではの人間関係も色々あり、子供の成長をみまもっていたかったけれど、子供のためにも保育園に預けることにしたのです。

一番最初に候補にあげていた園は、友人が小さい頃かよっていた認可園でした。
友人の口ききで、すんなり園にはいれることになり、見学した際も親切に対応してもらったので安心していました。
ただ、自分が保育園に通った経験がないので、子供がどんな思いをするんだろうとそればかりを考えていました。
さみしくないように、できるだけのことをしようと。


そんな矢先、市の10ヶ月健診で、小児科の先生にアレルギーがあるかもしれないと言われました。
たしかに肌はカサカサしていて、入浴剤などにも気をつかっていたし、「赤ちゃんの敏感肌にもいいらしい」と義姉にすすめられて高いクリームを買ってつけていたりしていた。
それでも頬の赤みとガサガサ、たまにひびわれて出血するのは防げなくて、どうしてだろう、うちの子は特に敏感なのかな?と疑問には思っていました。
小児科の先生は裸の息子をよくよく観察し、「食べ物とかで反応出たなど心あたりは?」と聞きました。
そういえば・・・と思い、「検査をしたわけではないし、確かではないけれど・・・」と言って、今までのことを話すと、「できるだけ早く小児科に行ってみたほうがいい。」といわれました。


まさか・・・ほんとにアレルギー?
そしてアトピーなの?


健診会場を出てすぐに、市で一番大きい書店に走り、アレルギーの本を探しました。
何冊か選んで購入し、車内でパラパラと目を通すと思い当たることがたくさん書いてある・・・。
巻末にあるアレルギー専門医のリストを見ると、市内の小児科がのっていたので、すぐに受診予約の電話をして健診後仕事に戻る予定だったのを夫にはなしてキャンセルし、病院にむかいました。
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